あなた自身をご自由に表現して下さい
エントリーシートでこんな質問を投げかけてくる企業があります。A4白紙に何を書いても良いのです。「あなた自身をご自由に表現して下さい」なのですから。
しかし実際、「へ?何を書けばいーの?」と思う学生が大半です。A4白紙1枚で私の何を表現するの!と思ってしまうものです。企業側からすると、型にはまらずオリジナリティのある答えを求めているのでしょうが、学生からすると「???」って感じです。そこで今回は、ちょっとした工夫で通過率を上げるコツをお話したいと思います。
|全部文章にしちゃダメ!
大手企業ならば何千枚、何万枚というエントリーシートが送られてきます。そのエントリーシートを1枚1枚熟読することは物理的に不可能です。だからイラストを描いたり、グラフを入れたり、小見出しを入れたり、工夫することが大事です。文字だらけのESなんて読む気もなくなっちゃいますよね…。たとえ話にオリジナリティがなくても表現の仕方にはオリジナリティを持ちたいですね。
|意外と端的なESの方が通ることも…
例えば「続きはWEBで」を真似て「続きは面接で」にしてみたり、イラストだけを描いて通過した人もなかにはいるようです。小手先だけで書いたESよりも独自性のあるESの方が通過しやすいのだと思います。日頃からテレビ広告や交通広告などを見るようにして、面白い広告をネタ帳としてまとめておくと、いざという時に役に立つかも知れません。
▼今回のまとめ
「あなた自身をご自由に表現して下さい」
この設問に頭を抱える方も多いはずです。広告会社や出版社などクリエイティブ系の業界のESに多いこの設問。私も何度か書きましたが、ほんとに悩みましたし、膨大な時間をかけて仕上げたことを覚えています。今回は、「あなた自身をご自由に表現して下さい」という質問に少しでも通過するよう、ちょっとしたコツをお話してきました。
▼全部文章のESにしないこと。
イラストを描いたり、グラフや表を作成したり、写真を貼ったり、小見出しを入れたり、ESに工夫を持たせましょう。人事担当者も、文字だけで埋め尽くされたESを見て読む気力がなくなっているかもしれません。分かりやすく表現することを心掛けたいですね。
▼端的なESが通過することも。
例えば目次だけ書いて「続きは面接で」と書いてみたり、イラストだけで勝負したり、オリジナリティのあるESを提出すればその分通過率も高くなると思います。もちろんこれまでの経験も多いに必要です。しかし、面接官が「このESは面白い!一度会ってみたいな」と思うようなESを書くことが重要です。
まだまだ就職活動は続きますが、諦めることなく粘り強く立ち向かっていきましょう。